空手の技を実際に使うとかなり危険です。
なので当支部では「型」と「ミット」と「約束組手」で身体に動きを覚えさせます。
時間は掛かるかも知れませんが、怪我をするリスクは少なくなります。
また、勝つ事ばかり意識するとルールに縛られた技になってしまいます。
ゆっくり正確に安全に技を身に付けていきましょう。
・剛法 ≫ 突きや、蹴り
・柔法 ≫ 関節技や、投げ
・刀法 ≫ 居合や、抜刀
空手の型の中には投げや関節技が入っています。 刀法をする事により柔法の動きをトレースします。柔法をすることにより空手に「しなやかさ」が生まれます。当支部ではこの3つを稽古します。
当道場では組手試合を行いません。
「生涯空手」を目標に小学生から50代までの方が練習します。その中で怪我が一番やってはならないことです。
空手は強くなる為にやるものです。しかし怪我をしたら反対に弱くなってしまいます。
直接打撃の組手をしなくとも型や約束組手・ミット稽古・礼節を守ることで一人の人間として強くなれます。
一生涯現役で空手家を目指して練習しましょう。
かしわ台教室では剛柔流空手を中心として、蹴りを多く練習します。
例えば下記をご覧下さい。
後ろ回し蹴りと言う技なのですが、身体を回転させる為バランスをとる事が難しいです。
反面、上手く蹴れればかなりの威力が期待できます。
この蹴りを練習することにより
などの鍛錬になります。
道場ではこの様な蹴りを始め、色々な蹴りを練習いたします。
当道場では、剛柔流をベースとして下記型を稽古します。
空手の稽古の中でも型稽古は非常に重要な稽古です。技の流れや緩急も大切ですが、型を打つ中での呼吸や相手を想定することが非常に重要です。
『築山水(チクサンスイ)』
然シン道空手オリジナルの型です。
三戦(サンチン)から入り、回し蹴り、逆突き、横蹴り等基本的な技で構成されています。
また、立ち方も三戦立ち(サンチンダチ)、前屈立ち(ゼンクツダチ)四股立ち(しこだち)等基本的な立ち方で構成されており、この型の中に然シン道空手の基本が詰まっています。
また、昇級審査においては必須の型であり、初心者から上級者まで必ず稽古の中で打つ重要な型です。
『砕破(サイファ)』
剛柔流空手の型で全日本空手道連盟第一指定型です。
空手の型の中でも型を打つ時間が比較的短い型ですが、技の一つ一つが剛柔流特有の接近戦を想定しており、近い間合いで相手を制する事を目的に技が組み立てられているところがこの型の大きな特徴です。
また、接近技の破壊力は、その名前の由来とも言われおり、砕破という書き方以外に、最破と書くこともあります。
剛と柔の技のバランスと、身体全体の安定感が重要な中級者向けの型です。
『征蹴(セイシュウ)』
然シン道空手オリジナルの型です。
名前の通り蹴り技を習得、鍛錬する為の型で、ほとんどが受けて蹴るという流れで構成されているところがこの型の大きな特徴です。
蹴りの連続技もあり、蹴り技一つ一つが正確に出来ていないと綺麗に決まらず、また蹴った際の身体のバランスが重要な中・上級者向けの型です。
『十八手(セーパイ)』
剛柔流空手の型で全日本空手道連盟第一指定型です。